反骨精神を源に軽い冗談から重い本音まで・・・
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --】 スポンサー広告
一般的に「勇気」と「蛮勇」は似て非なるものとされている。
蛮勇とはプラスイメージのみで出来上がった勇気ではなく、むしろ無謀といった感覚である。
この違いとはなんなのだろうか。

おそらく現実的には後付け的に区分されることになるのだろう。

例えば濁流の中に溺れている子供がいたとして、平均程度の泳力しかない青年が迷わずその中に飛び込むことは勇気と呼べるだろうか。
たぶん子供か青年のどちらか一人でも助かれば勇気ある行動だと褒め称えられるだろう。両方助からなければ、なんでレスキュー隊をまず呼ばなかったんだと蛮勇扱いされ嘲笑されるのではないだろうか。


しかしここで私が大切だと思うのは「迷わずに」という部分である。

濁流を前に迷わず、自分の泳力も考えず、また考えたとしても全く問題はないと一瞬で判断し、失敗に終わったとすればそれは蛮勇だったと言っても差し支えないだろう。

もちろんそういった蛮勇のみが拓き得る未来というものもある。俗な表現で言えば

最初にキノコを食べた奴はエライ

ということである。

しかし蛮勇とはそうそう上手くいくものではないし、一般的に容易に持ち得るものでもない。蛮勇にはそれなりの自信が必要であり、自信を持てるだけの突出した能力が必要だからである。そして蛮勇敗れる時には気づけば取り返しのつかない状態となるのも稀ではないだろう。また、蛮勇を奮う者は往々にして弱者の心を創造すらできないものだ。


ここで先ほどの例に戻ると、濁流を前にすれば義務でもない限り迷うのが普通だろう。迷いにもいろいろあるが、ここでは「恐怖・不安」と同義の迷いである。それらは生物が自分の生存にとって不利益になりそうなものを遠ざけるための本能として持っているものであるが、私はこの勇気と正反対の意味である「恐怖・不安」を少なからず感じてこそ、賞賛されるべき「勇気」を持ちえるのではないかと思う。つまり

ビビることはとても大切だと思うのである。


もちろん恐怖や不安を感じ過ぎて、自分の能力を過小評価してしまったりしては宜しくない。もちろん恐怖や不安への対処としてそこから遠ざかるというのも賢い方法の一つだと思う。しかしビビり過ぎて何も挑戦することができず、平々凡々とした日々を過ごす・・・いや、平穏な日々を過ごすというのもそう簡単なものではない。自分の単調な生活を守るためにも何かしらの恐怖や不安を乗り越える瞬間が必ずあるはずである。それすらもできずに下手に逃げ続けて悲惨な状態に陥ることが幸せだと感じる人がいれば、それはそれでもう何も言うことはない。だが私は恐怖や不安を感じた上でそれを乗り越えることが勇気、強さにつながると感じるのだ。


勇気を持ち前に進むためには恐怖や不安を感じた時、目や心を閉じるのではなくむしろ通常より開かなければならない。自分とその対象をよく観察し推測し、つまり恐怖や不安に対して迷って、決心することが必要なのだ。
ここで重要なのは迷いと決心の順番を変えないことである。

まだ迷っているのに、恐怖や不安に耐え切れず決心をしてはいけない。自分の中で信じれる決断を下せるまでは迷い続けることに耐えなければならないのだ。そして自分の出した決断を信じることである。盲信や狂信は思考を堅くしてしまうが、決心した後で他の条件が出てきたわけでもないのにまだ迷いを持ち続けていることは愚に他ならないと私は思う。そんなものは決心ではなく決断ではない。その上に生まれるものは勇気ではなく蛮勇ですらない単なる「無謀」である。


なにやらスケールのでかいことを言っているようにも聞こえるが、そんなに難しい話ではない。簡単に言えば、何かにビビることは悪いことではなく、ビビるということはそれに対処するきっかけができるということだ。そして苦難を乗り越えてそのビビった事柄に対処することができれば、それは蛮勇以上の自信を持つことができ、生きる楽しみを増やすことができる勇気と強さを持つことにつながるのではないかと思う。
ケンカが恐ければ、体を鍛えたり人と対立しない様に努力する。
騙されることが恐ければ、もっと頭を動かして他人を疑ったり信用できる仲間を多くつくれる様に努力する。
課題がたまるのが恐ければ、早め早めにコツコツこなしていく。
よくビビる人こそが後悔を無くすことが出来るのかもしれない。


数々の死線を潜り抜けている彼の超一流スナイパーもこう言っている。

「私は臆病なだけだ」と。
スポンサーサイト
なるほど
かくゆうhattoもビビリですね。計画立てて準備万端にしないと気が済まないのは不安定要素を少しでも少なくしたいから。。小さい人間やなぁと自分でも思うが、、
【2005/10/22 Sat】 URL // hatto #YWjzNq52 [ 編集 ]
「迷いと決心の順番を変えないこと」 ものすごく心に響きました。。
そんな私はびびり代表です(><)
【2005/10/23 Sun】 URL // ともよ #SU6xo72. [ 編集 ]
>hatto、ともよ
ビビリでも、それに対してちゃんと対処しているhattoやともよのことを小さい人間だとは全く思わんで。むしろ普通より凄いし偉い。俺自身が何度助けられていることか。この場を借りて「ありがとう」と言いたいです。
【2005/11/02 Wed】 URL // ピッポ #- [ 編集 ]
管理者にだけ表示を許可する
http://fxxkintosh.blog15.fc2.com/tb.php/27-f621059e
// HOME // 
Powered By FC2ブログ. copyright © 2005 反骨精神と時の部屋 all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。